あ、どうも。
逆から読むと【シケた顔】になる
【オカ タケシ】です!
子供とタンデムしてツーリングに出かける際の
注意点等を解説していきます。
②子供のトイレのタイミングに合わせやすいルートを決める。
③子供が疲れる前に休憩を入れよう!
④後ろに乗りながら楽しめる事を教えてあげよう!
⑤旅先で楽しむ
⑥帰り道で楽しむ
⑦親子タンデムツーリングを愉しむために活用しているもの
⑧まとめ
まず初めに
バイク乗りが結婚して子供ができると、
【子供と一緒にバイクに乗って出かけたい】
という衝動に駆られると思います。
きっとそれは、
「バイクの愉しさを子供にも教えてあげたい」
「子供と一緒にバイクの愉しさを分け合いたい。」
「子供と一緒にバイクでしか見れない景色を見たい。」
「子供と一緒にバイクを愉しみたい。」
といった気持ちからくるものなんでしょう。
かくいう私も、子供と一緒にバイクに乗りたい派です。
でも、それは同時に危険と隣り合わせになるということを理解しないといけません。
安全に子供と一緒にバイクライフを愉しむために必要なことを色々と考えてみたいと思います。
子供のトイレのタイミングに合わせやすいルートを決める。
ここで、我が家の場合ですが、
ギリギリまで、トイレに行きたいとか、お尻が痛いと言ってくれません。
そこで、気軽に立ち寄れるコンビニエンスストア等を活用するのが便利なんです。
インカムで楽しく会話をしながら走っていると突然やってくる
「トイレ行きたい…」
これに対応しやすいのは下道を利用してコンビニエンスストアを見つけること。
高速道路を使用していると、運が悪ければ数十キロ先のパーキングまで、
我慢してもらうことになってしまいます。
子供とタンデムツーリングする際には突然のトイレの申告に対応しやすい
下道ツーリングをオススメします。
高速道路を利用するのであれば、パーキング毎に休憩をするつもりでプランを立てましょう。
パーキング毎のホットスナックで子供の集中力も復帰して居眠りの防止になるかも。。。
子供が疲れる前に休憩を入れよう!
子供は体力がないけれども、回復力が早いので、
気軽に休憩ができる状態でタンデムすることが前提となります。
うちの子だけかもしれませんが、
なかなか疲れたって言ってきてくれません。
だからなおさら、休憩のタイミングが難しくなってきます。
あまりこまめに休憩をとりすぎても、バイクに乗りたくてあまり休まないし、
休憩のタイミングが遅すぎると疲れて後ろに乗っているのが辛くなってしまうし。
私はインカムを通して子供とコミュニケーションを取りながら走っています。
「喉乾いた?」とか、「ここ、寄ってみる?」とか簡単な会話ですが、
喉が渇いていれば、ジュース休憩が取れるし、
トイレに行きたければトイレ休憩が取れるし、
寄り道したいところができれば、そこで休憩が取れるし。
タンデムツーリングは後ろに乗っている人の負担が大きいので、
こまめな休憩を心がけましょう。
後ろに乗りながら楽しめる事を教えてあげよう!
タンデムならではの会話を楽しむ
「海が見えた」「山が見えた」とかでもいいのですが、
ここはバイクの機動性を生かした会話をした方が良いでしょう。
たとえば、
「変わった語りの建物があったから、戻って寄ってみよう」
とか、
「面白い名前の店があったから寄ってみよう」
など、バイクならではの機動性を生かした会話をしてみましょう。
実際に寄り道して、良い体験が出来ればそれはそれで子供の貴重な財産になるでしょう。
子供にできる仕事をしてもらう
地図を見てナビゲーションしてもらう
親子間でインカムを使用して会話ができる事が前提ですが、
子供にスマホを預けてナビゲーションして貰いましょう。
ここで気を付けなくてはならないのが、
子供から言ってくるのを待ってはいけない
ということです。
どんなタイミングで「右」とか「左」って言えば良いかは
運転をしたことのない子供にはわかりません。
したがって、こちら側から
「まだ曲がらない?」
とか
「まっすぐでいいの?」
とか聞いてあげましょう。
きっと子供なりに答えてくれます。
ここで絶対にしてはいけないことが一つあります。
それは
子供が指示を間違えても絶対に怒ってはいけない
ということです。
子供は怒られると委縮してしまうので、
それ以降のツーリングを楽しむことができなくなってしまいます。
下手をするとバイク自体を嫌いになってしまうかもしれません。
間違えた先に、何か楽しいことがあるかもしれないので、
怒らずに軌道修正してあげてください。
それともう一つ、
スマホを子供に預ける際には、
ストラップ等を付けて落下防止措置をしてください。
万が一、走行中に落としたら危険です。
数万円、下手をしたら十万円前後の出費が嵩んでしまいます。
転倒した時のことを考えて首から下げるのは避けた方が良いでしょう。
また、ストラップが長すぎて車輪に巻き付くと危険です。
ストラップも巻き込む恐れのない長さの物を利用しましょう。
写真係をやってもらう
耐衝撃性能のあるカメラを子供に預けて、
写真係をやって貰いましょう。
上でも触れていますが、カメラ自体安くなってきたとはいえ
高価なものなので、落下防止の対策はしっかりと行ってください。
走っている最中に撮影した写真を休憩中に見せて貰ってください。
子供とのコミュニケーションをとる道具になります。
たとえ、手振れしていても子供がとってくれた写真にはそれなりの思い入れができます。
我が家でも、子供が積極的に写真を撮ってくれます。
指が入っていたり、逆光で良くわからなかったりする写真もありますが、
それはそれで味のある思い出になります。
子供が写真を見てもらいたくて休憩が増えればそれはそれで良い旅になるでしょう。
帰ってきてからもこの時はこうだった、
あの時はああだったと楽しい記憶が蘇ってきます。
旅先で楽しむ
行楽地で恩恵を受ける
行楽地の駐車場渋滞を避けることができる。
バイクならではの特権です。
車と比べて圧倒的に利用者数がすくないので、
比較的に並ばずに駐車することができます。
ついたらすぐに遊びたい子供にとって、駐車場を並ばないですんなりと入場できるというのは
かなりメリットが大きいです。
なんせ、車の人たちが並んでいる間に遊ぶことができるんですから。
観光地で恩恵を受ける
観光地を回る際にも同様に駐車場を並ばないで済むというメリットがあります。
だがしかし、観光地によってはバイク用の駐車場を用意してない所もあるので注意が必要です。
また、観光地を散策する際にもバイクならではの機動力が役に立つ場合があります。
車で通るのだったら、見逃してしまう小道に入ってみたり、
車だったら入るのをためらってしまうような道に入ってみたり、
まさにバイクならではの冒険を愉しんでください。
Uターンして戻ればいいだけなんですから。
そういった失敗も思い出になるんです。
今の時代なら、インターネットを通じて、
バイク用の駐車場の有無くらいならば事前に調べることができるので、
事前の調査も怠らないようにしましょう。
見知らぬ土地で冒険する
せっかく小回りの利く、バイクという乗り物で旅をしているのですから
親子でちょっとした冒険をしてみてください。
わざわざ危険な林道に入る必要はありません。
幹線道路と平行に走ってそうな道を走ってみるとか、
田んぼのあぜ道をゆっくりと走ってみるとか
小さい冒険をしてみましょう。
少し怖いかもしれませんが、それもいい思い出になるでしょう。
我が家でも時々、目的地があっちの方だからここを曲がってみようか
と突然冒険を始めたりします。
間違えたっていいんです。
子供と一緒にあっちに行ってみようとか、
ここを曲がってみようとか
一緒に考えて、一緒に間違えればいいんです。
旅先でご飯を食べる
せっかくの旅ですから、
そこでしか食べれないものを食べたいのが大人の考えですよね。
しかしながら、子供は意外と保守的なんです。
「お腹空いたから吉野家に寄ろうよ」
とか
「今、デニーズあったよ。」
などと興ざめする事を言ってきたりします。
でも、これは知っている店で無難に過ごしたいだけなんです。
食べた事のないものを教えてあげましょう。
但し、子供のアレルギーは事前に調べておきましょう。
旅先でアレルギー反応がでてしまうと、最悪の場合生命にもかかわりますからね。
さて、本題に戻ります。
子供を誘って、フランチャイズ以外の店でご飯を食べてみましょう。
当たり、外れは確かにあります。
最初は事前に下調べをしておくことをオススメします。
無難なのは、海岸沿い、漁港近くの定食屋さんでフライを食べることをオススメします。
まず、ハズレがない。
漁港付近の定食屋の魚料理がまずい訳がない。
そして、フライならば子供にも食べやすいからです。
慣れてきたら、山の中のご飯屋さんにも挑戦してみてください。
帰り道で楽しむ
旅の帰り道は運転している貴方も疲れていますが、
同じ姿勢で後ろに乗ているお子さんはもっと疲れています。
そんな中で、少しでも楽しめる事を探してみましょう。
標識を見て知っている地名を追いかけてみる。
これは、あなたが知っている地名を追いかけるわけではなくて、
後ろに乗っているお子さんが知っている地名を追いかけてみるんです。
多少の遠回りはご愛敬です。
最短距離で帰りたい気持ちはわかりますが、
そこは一つ、お子さんに付き合ってあげましょう。
自宅の方角を向いて走っている訳ですから、
知っている地名が多少でてくるハズです。
知っている地名を追いかけて走っていくので、
確実に自宅には近づいています。
大きく方向を違えそうな場合は、
お子さんに説明をして軌道修正しましょう。
子供の方向感覚を育てることができる上に、
多少は漢字の勉強にもなるでしょう。
あわよくば、ローマ字の練習もできるかも(笑
今回の旅の思い出を振り返りながら帰る
「〇〇楽しかったねぇ」とか
「△△にあった〇〇凄かったねぇ」など、
帰り道で話すことにより、
より鮮明に記憶に残ることでしょう。
親子タンデムツーリングを愉しむために活用しているもの
フルフェイスのヘルメット
安全面から考えてもフルフェイスのヘルメットが一番良いと考えています。
我が家では、インナーバーザー内臓のヘルメットを使用しています。
子供ってこういうギミック好きですからね(笑
私にも経験があるのですが、車とかに乗っていて日差しが眩しいときに
目を細めていたりすると眠くなるんですよね。
子供だったらなおさらだと思っています。
そんな時にインナーバイザーがあれば!
しかも、インナーバーザーを活用することを楽しめます。
「変身っ!」
とか言ってるかもしれません(笑
インカム
これが無ければ我が家のタンデムツーリングは成立しないと言っても過言ではない!
コミュニケーションツールとして欠かすことのできないアイテムです。
我が家では風切り音が増加するのが嫌なのと、
インカムしてます!
という見た目になるのが嫌なので、内臓型の物を使用しています。
ツーリングの前には充電するのを忘れないように注意してください。
子供専用のデジカメ
子供にカメラ係をやって貰うのに必需品です。
アクションカメラ系のタフなやつを預けてあげましょう。
ぶつけても壊れにくい物を選んであげてください。
乗車中や散策中に落とす可能性が非常に高いので、
必ず、落下防止措置を施してあげてください。
高価な物なので、落とすとかなり凹みます(笑
スマホ or タブレット
子供に預けて、ナビゲーターをやって貰うのに活用します。
これは、インカムがないと成立しないですね。
これも、落とすと社会生活に影響を及ぼす可能性があるので、
必ず、落下防止措置を施して活用してください。
ナビとして活用するとバッテリーの消耗が激しいので、
サブバッテリー等を携帯することをオススメします。
車体から電源をとって充電できるようにするのも一つの手です。
ライフスタイルにあった方法で電源を確保してください。
まとめ
近距離の場合
往復100km~200km程度の場合。
ルートと、かける時間にも依りますがオール下道をオススメします。
まずは、初級といったところですね。
我が家でもこれくらいのタンデムツーリングが一番多いです。
ちょっとした発見をしながら移動できます。
子供がバイクに慣れるまではコンビニを利用して頻繁に休憩をとることができます。
中距離の場合
往復200km~300km程度の場合。
泊りの場合は片道の距離に換算しなおしてください。
多分、皆さんの考え方とは逆だと思いますが、
我が家では高速道路を利用して一気に目的地まで行ってしまいます。
但し、途中のパーキングやサービスエリアにはこまめに立ち寄ります。
下手したら、すべてのパーキング・サービスエリアに立ち寄っていいるかもしれません。
高速道路を活用するということは、
子供には慣れない速度で移動をするということになります。
普段経験しない緊張を子供に強いることになるため、
こまめな休憩をはさむよういしています。
そして、目的地から自宅に向けて観光をしながら下道で移動をします。
地方ならではの新しい発見を愉しむことができると思います。
長距離の場合
タンデムツーリングの場合、
300km以上のロングツーリングはあまりお勧めしません。
親子ともどもよっぽど慣れていないとタンデムでこの距離は辛いでしょう。
高速のみで、丸一日移動とかなら別ですが、
子供の体力と相談して挑戦してください。